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モモ4歳とあきちゃん1歳の日記


by snowpeachflower
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あきちゃん出産記録

  
  先週の13日にあきちゃんは11ヶ月になった。
  もうハイハイはほとんどしないでヨチヨチと言う言葉がまったく似合う
  ように歩いている。
  
  もう少しで1歳のあきちゃん。忘れないように出産時の記録を残しておこう。

  2008年の1月13日 10時27分に誕生した。
  体重は3273g 身長は55cmとちょっとのっぽな赤ちゃんで
  あった。
 
  今回は仕事場の同僚は予定日近くまで旅行に行ってしまうということで
  予定日(1月23日)ぎりぎりまで働かなければいけなかった。
  皆がまだ出てきては駄目と私のお腹に向かって言うなか12月下旬から
  そわそわしていた。
  モモは予定日より2週間早めに生まれてきたし2人目は早く生まれると
  医者から言われてたからだ。

  しかしクリスマスも正月も順調に何事もなく過ごせお腹のあきちゃんも
  元気に動いていた。ただ11月頃からはじまった座骨神経痛にひどく
  悩まされていた。ちょっと歩くだけで腰から足にかけて電気が通るような
  びりっ!という痛みで息をなんども飲み込んだ。
  しかし座骨神経痛は辛かったけれども体重管理の為と出産の時の為に体力 
  をつけようと毎朝40分程の散歩はしていた。
  
  1月11日夜明けにヌルッっという感触で起きた。破水したのかな?
  と思ってトイレに行くとかなりの量のピンク色のおしるしがあった。
  モモの時も同じようにおしるしがあってその4~5日に生まれたので
  様子を見ることにした。
  いつ陣痛がくるのかなとゆっくりしている間だんだんおしるしの色が濃く
  なり量も多くなってきてさすがにモモの時よりも量が多かったのでちょっと
  不安になってきた。
 
  そう言えばモモの時はおしるしが来てすぐに病院に駆け込んで1度帰された
  思い出があるなあ。

  11日の夜になって今夜陣痛がこなかったら明日飲茶食べたいなあと夕食
  食べながら言っていた。
  そして生まれたらゆっくり眠ることができなくなるといつもよりも早めに寝た。

  12日の朝もいつもどうり散歩をして昼には念願の飲茶を食べた。
  その後ウオールマートでまだ買っていなかった赤ちゃん用品を買い
  マクドナルドでアイスを食べながらもう少しで4人でアイスを食べに
  くるんだねとしみじみ話した。
 
  家に戻り天気もいいからと旦那とモモと3人で散歩に出かけたのが
  陣痛のきっかけになったようで夕方5時ごろから鈍い腰の痛みが出て
  来た。しかしまだそれ程痛くもないので夕食も普通に食べる。
 
  7時頃から痛みが増してきてベッドで横になりながら痛みの間隔を
  を計ってみると15分前後でまだ規則的ではない。

  9時にモモを寝かせて夜中に病院へいつでもかけこめるようにとシャーレット
  を家に呼んだ。少しシャーレットと話していたけれどもできるだけ寝ておこう
  とベッドに行き痛みの間にうとうとして出来るだけ睡眠時間を増やそうとしてみた。

  しかしだんだん強くなってくる陣痛で眠ることができず明け方の4時まで
  一人で頑張ってみたものの辛くなってきたので旦那を起こしそろそろ病院
  に行きたいと伝えると旦那も落ち着いて車の用意をした。

  モモの時は車の中であまりの痛さに叫んでいたけれども今回は2人目で
  余裕があるのか陣痛の合間に旦那と笑って話す。
  
  病院に着いてたのが4時30分頃、産科の棟に行った。何もかもがモモ
  の時と一緒で懐かしい。
 
  日本でいう陣痛室にまず入りお腹にモニターを巻かれてあきちゃんの心音、
  陣痛の間隔をチェックしたあと先生が来て子宮口が何センチ開いているか調べた。
  結果は5cm。普通だったら帰されるけれど2人目ということもあるからと
  いうことで帰されずに済んだ。
 
  6時半頃ナースが来て子宮口を調べると5cmのまま。どんどん陣痛が
  強くなってきているし子宮口もやわらかいらしいのだけれども思うほど子宮口の
  開きが遅いからと病院内を歩くように言われる。陣痛はもう3分置きくらいにくる
  ので歩いてもすぐにうずくまってしまう。30分ほど歩いたのだろうかナースから
  分娩室への許可が下りた。

  分娩室に行くととても元気な明るいナースが迎えてくれた。モモの時はどうだった
  とか色々質問され、陣痛の波がくると腰などをさすってくれる。無痛分娩が希望?
  と聞かれて「今回は麻酔なしで産みたい。」と伝えると「あなたなら大丈夫。」
  と太鼓判をおされる。
  しかしどんどん強くなってくる陣痛がかなり辛くなってきて呼吸で痛みを逃そう
  としても頭の中では「無痛分娩にしとけばよかったかな~。」とばかり考えて
  いた。

  もっと陣痛の間隔が短くなってきてナースが話しかけてくるが答えられなくなって
  きてどうしようもなくなってきたので笑気ガスのリクエストをしてみる。
  しかしガスをすっても痛みはあまり変わらなかった。

  そんな中担当のナースが休憩に入るということで別のナースが来る。
  彼女が子宮口をチェックするとあきちゃんの頭の位置があまり良くないと言う。
  痛みを逃せるのと頭の位置を変えるということで体の姿勢をかえてみてと
  言われるがあまりの痛さでうづこまるばかりだった。
 
  そして「最後にいつトイレに行った?トイレに行ってみない?」と言われトイレ
  に行って用を足そうとした時、「ボン」という何かが破裂するような音がした
  のでト便器の中を軽くのぞくとトイレの中にある尿を受け取る皿に赤い液が
  入っていた。「破水したかも、、、」とナースに言おうとしたら今までの
  何倍の痛みが襲ってきた。思わず「ぎゃー!!!」と今まで出した事の
  ない自分の声とも思えない声で叫んでしまった。
  
  もう歩けないのでナースと旦那に肩をかついでもらって分娩台に戻ると
  あまりの痛さで泣き叫んだ。そしてナースがなだめるように「今すぐ医者が
  くるから!」といいながら腰をさする。そして医者がすぐに来て子宮口を
  チェックすると「9.5cm」との答えが、、、。「そんなもう我慢でき
  ないー!」と声を震わせながら答えるとナースから「大丈夫、先生がどうにか
  子宮口を開けてみるから!」と言われ、そして医者がなにやら手を入れて
  ごりごりはじめたのかな、もうパニックになってたのでよく覚えていないけれど
  その後すぐに「OK、プッシュしていいわよ!」と言われた。

  不思議なもので「プッシュしていい」といわれると冷静になって痛みが消えた。
  そしてプッシュしようと力をいれたら「びり!!」と座骨神経の痛みが走った。
  「あああ、やっぱり」と思ってプッシュをいったんやめて医者に「座骨神経通
  が、、、。」と言うと、医者もナースも「それは痛い。」と同情された。

  座骨神経痛が怖かったけれどもプッシュしなければ産めないということで
  もう一度気合を入れて力を入れるともう燃えるように熱く痛い。
  でも医者もナースも「プッシュ、プッシュ!」と言うので冷静に「痛いのよ」
  と言うと医者は「痛いものなのよー、頑張って。」と言う。
  なのでもうやけくそに力をいれると痛みで涙がぽろぽろ勝手にでる。
  そして「はいー、ストップ」の声がかかった。 もう頭が出たのだ。
  次に「ゆっくり力を入れてー。」との声に従って力むと
  するっと産まれたとたんに「おぎゃあー!!」と大きな声が聞こえた。
  
  モモの時は生まれてすぐに泣かなかったから心配だったけれどもあきちゃんの
  場合は泣き声がすぐに聞こえたので、安心とあまりの痛さからボーっとして
  しまってその後のことはあまりよく覚えていない。

  下の処理がおわってその後シャワーを浴びた。モモの時は無痛分娩だった
  から産んだあと歩くのが大変だったけれども、今回は今出産したの?と自分
  でも思うほどすたすた歩いてシャワーを浴びた。

  シャワーから出るとシャーレットとモモが来ていてあきちゃんを抱っこしていた。
  モモはもうこの時からお姉ちゃんの顔をしていたな。
  
  
by snowpeachflower | 2008-12-19 08:59